各ウェブページにページ内容や目的を示すページ名およびページタイトルを付けることによって、利用者がコンテンツを見つけやすく、自分の現在位置を確認しやすくなります。メリットは下記があります。
メリット
- 誰にとっても情報の把握を簡単にする
- ページを開いた瞬間、またはブラウザのタブを見ただけで、そのページにどんな情報があるのか、自分の探しているものと関係があるのかを、誰でも素早く、そして簡単に判断できるようになります。
- 視覚障害のある利用者への配慮
- 複数のウェブページを開いている場合、視覚障害のある方は画面読み上げソフト(スクリーンリーダー)でタイトルを読み上げさせることで、どのタブがどのコンテンツなのかを区別しやすくなります。タイトルが曖昧だと、ページを行き来する際に混乱してしまいます。
- 認知障害、短期記憶障害、読字障害のある利用者への支援
- これらの障害を持つ方は、複雑な情報や長い文章を理解するのが難しい場合があります。
- ページタイトルが簡潔で分かりやすいことで、コンテンツの内容をすぐに確認でき、自分が今見ているページが何についてのものかを忘れずに済みます。
- 重度の運動障害のある利用者への支援
- 重度の運動障害のある利用者への支援
- 重度の運動障害があり、声を使ってコンピューターを操作する(音声入力など)利用者の場合、ウェブページ間を移動する際にページタイトルが明確だと非常に役立ちます。
- 例えば、「〇〇のページを開いて」と指示する際に、正確なタイトルが分かれば、よりスムーズに操作できます。
留意点
- ページタイトルはそのウェブページの内容が分かるように記述してください。一例として弊社では下記のような表示形式で掲載しております。
- 「ページ名 | サイト名」
- 「ページ名 | カテゴリ名 | サイト名」
- ページ名が同じページを複数作ると、ページのタイトルで内容を見分けることが出来ません。ページごと独自のページ名を設定してください。ページ名の設定変更方法についてはサポートページ内のリンクでご案内しております。
ブラウザタブに表示されるページタイトルを変更したいへ遷移します
外部リンク
達成基準 2.4.2: ページタイトルを理解する(WAIC)
7.2.4.2 ページタイトルに関する達成基準(ウェブアクセシビリティ基盤委員会)
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