アクセシビリティに則ったページ到達手段とは、ウェブページを見つけるのに複数の方法が利用できるようにすることです。様々な人が、それぞれの状況やニーズに合わせて、ウェブサイト内で目的の情報を簡単に見つけ、アクセスできるような様々な方法を提供するということです。
具体的な下記機能です。
例
- ナビゲーションメニュー(ウェブサイトを訪れた人が、サイト内の他のページや主要なコンテンツへ移動するための分かりやすいメニューです)
- サイトマップ(ウェブサイトの中にあるすべての(または主要な)ページへのリンクを、地図のように一覧にしたものです)
- パンくずリスト(今見ているページがサイト全体のどこに位置しているのかを、階層的に示すメニューです)
- 検索フォーム(キーワードを入力し、結果を表示させるための入力欄とボタンがあります)
など
メリット
- 視覚障害のある方: 画面拡大ソフトやスクリーンリーダーを使っている場合、大きなナビゲーションバーをスクロールするよりも、検索機能を使って直接目的の場所へ移動する方が簡単です。
- 認知障害のある方:
- 複数のウェブページを行ったり来たりするよりも、サイト全体を見渡せる目次やサイトマップを好むことがあります。
- パンくずリストのような複雑な階層ナビゲーションよりも、検索機能を使う方が分かりやすいと感じる人もいます。
外部リンク
達成基準 2.4.5: 複数の手段を理解する(WAIC)
情報への到達手段が少なすぎるサイトを改善する2つのアプローチ(Web担)
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