必須ではありません。近年ではほとんどのブラウザがズーム機能を有しています。ほとんどの場合、コンテンツ側で特別なことをする必要はなく、自然を達成できていることになります。なお、デジタル庁のサイトでは情報を読み取れるよう下記のように記載がございます。
テキストの拡大縮小をしても情報が読み取れる
- 文字サイズなどが固定になっていない
- コンテンツを200%まで拡大したときに、文字が重なったり見切れないようにしましょう
上記が達成すべきこととして記載がございます。
以下デジタル庁のウェブアクセシビリティ導入ガイドブック
(URL:
https://www.digital.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/08ed88e1-d622-43cb-900b-84957ab87826/17f279b9/20221205_introduction_to_weba11y.pdf)より引用した画像
ただし、ズーム機能のないブラウザを対象とするような場合や、何らかの事情でコンテンツがうまくズームできないような場合には、その他の達成方法を検討する必要があります。
補足
文字サイズに限らず、ウェブサイトや情報システムに補助機能を付けるよりも前に、
- 利用者がそれぞれのデバイスの設定機能で変更しようとしている文字サイズや色変更に対応できるような実装
- 読み上げて意味が伝わるようにコンテンツを作成すること、操作がきちんとできるように実装すること
上記留意点に基づいて作業をお願いいたします。
外部リンク
テキストサイズ変更のための特別な実装の必要性(W3C)
1.4.4 テキストのサイズ変更(W3C)
文字サイズを変更し、かつテキストコンテナの幅を変更しないときに、コンテンツ又は機能が損なわれないようにする(W3C)
デジタル庁ウェブアクセシビリティ導入ガイドブックのPDF(デジタル庁)
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